クレアチニン 2.2 → 1.9、BUN 42 → 31! ナロの慢性腎不全ケアの成果

AIM医学研究所 × 宮崎徹博士による慢性腎不全ケア

Dr. Toru Miyazaki delivering a lecture on AIM at a cat CKD seminar in Korea.

Greycoat Researchは、世界中で1,000件以上の猫の慢性腎不全(CKD)に関する相談実績を持ち、専門的なアプローチで猫の腎臓の健康をサポートしています。また、慢性腎不全の最新研究を進めるAIM医学研究所と提携し、日本の宮崎徹博士の監修のもと、AIMケアプロトコルを開発しています。

猫は生まれつきAIMというタンパク質の働きが不活性化されており、腎臓の老廃物を適切に排出できず、慢性腎不全になりやすい体質です。
慢性腎不全は進行性の疾患ですが、早期発見と適切なケアを行うことで、その進行を遅らせ、健康な生活を維持することが可能です。

今回は、慢性腎不全(ステージ2)、肥大型心筋症(HCM)、高血圧、関節炎を抱える17歳の猫「ナロ」**が、Dr.Toru プロトコルとインテンシブ プロトコルを7ヶ月間継続したことで、腎機能の改善と健康維持を実現したケースをご紹介します。

ナロのプロフィール

  • 名前:ナロ
  • 年齢:17歳
  • 品種:ペルシャ
  • 性別:オス(去勢済み)
  • 体重:4.6kg
  • 病歴:腎不全 2期、肥大型心筋症(HCM)、高血圧、関節炎

 

健康改善データ – 血液検査の変化

項目 給餌前 給餌後   変化
クレアチニン(CRE) 2.2 1.9 改善
尿素窒素 ( BUN ) 42 31 大幅改善
リン(PHOS) 15 13 安定化
  • クレアチニンの減少 → 腎機能の負担が軽減され、数値が改善。
  • BUNの大幅な減少 → 腎臓の老廃物排出がスムーズになり、健康状態が向上。
  • SDMAの安定 → 腎機能のバランスが取れ、病気の進行を抑制。

 

ナロの飼い主さんの声

"ナロは高齢なうえに腎不全だけでなく、心臓病や高血圧、関節炎も抱えているため、体調管理がとても重要でした。
Dr.Toru プロトコルとインテンシブ プロトコルを続けたことで、腎機能が改善し、数値が安定してきました。
以前よりも活力があり、穏やかに過ごせているので、これからもケアを継続していきたいと思います!"

 

慢性腎不全の猫に必要なケア

腎不全の診断を受けた猫には、病状や進行状況に応じた適切なケアが不可欠です。

  • Dr.Toru プロトコルの活用 → AIMを活性化し、腎機能をサポート。
  • インテンシブ プロトコルの併用 → 腎臓だけでなく、心臓や血圧、関節の健康も総合的にサポート。

ナロのように、適切なサプリメントとケアを続けることで、腎機能を改善しながら健康を維持することが可能です。

 

早めのケアが、愛猫の未来を変える

慢性腎不全の管理にはデータに基づいた適切なケアが欠かせません。
Greycoat Researchでは、1,000件以上の腎不全猫の相談実績があり、97%のステージ2・3の猫が健康を維持しています。

ナロのように、早めの対策を取ることで、腎不全の進行を抑え、元気な生活を続けることが可能です。
あなたの猫のために、今すぐ適切なケアを始めてみませんか?

 

 

あなたの猫に、手遅れになる前にCKDケアを!