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CKDの猫:飲水量が増えているのに脱水症状?

こんにちは。Greycoat Researchの薬剤師、Alex Shinです。
猫がたくさん水を飲んでいると、「少なくとも水分は十分に摂れている」と思うかもしれません。

しかし、慢性腎臓病(CKD)の猫は、水をたくさん飲んでいても脱水になることがあります。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

健康な腎臓には、尿を濃縮して体内の水分を保つ働きがあります。
CKDが進行すると、その働きが低下することがあります。

すると、次のような循環が生じる可能性があります。

水を多く飲む
→ 薄い尿を多く出す
→ 水分を多く失う
→ 喉が渇いてさらに水を飲む

同時に、腎臓が血液から老廃物を取り除く働きも低下することがあります。
つまり、体から過剰な水分が失われながら、血液中には老廃物が蓄積している可能性があります。
脱水が悪化すると腎臓への血流も減少することがあります。
その結果、クレアチニンや血中尿素窒素(BUN)がさらに上昇する可能性があります。

電解質も重要です

腎臓は体内の電解質の調節にも関わります。
排尿量が増えると、カリウムなどの電解質バランスも変化することがあります。

食事量が減っている場合や嘔吐している場合は、脱水や電解質異常のリスクが高まることがあります。獣医師に水分状態と電解質の値を確認してもらいましょう。

クレアチニンが2.4 mg/dLを超えた場合

クレアチニンが2.4 mg/dLを超え、上昇傾向が続いている場合は、
水分状態をさらに注意深く確認する時期かもしれません。ウェットフードや食事への加水が役立つ場合があります。

ただし、十分な飲水や食事からの水分だけでは、失われる水分を補いきれない猫もいます。このような場合、皮下補液が役立つことがあります。

皮下補液は失われた水分を補い、水分状態を維持するのに役立ちます。
猫に皮下補液が適しているかどうか、獣医師に相談してください。

必要な場合は、自宅での実施方法を獣医師から教わりましょう。

水分補給と腎臓の健康を両方サポート

皮下補液は失われた水分を補うためのものです。一方、水分補給のサポートと腎臓のサポートは役割が異なります。

CKDが進行するにつれ、水分管理と毎日の栄養サポートを合わせて考えることが重要です。

Greycoat Researchでは、次の製品をおすすめしています。

  • Greycoat Dr. Toru
    AIMに着目した腎臓ケア
  • Greycoat Intensive
    腎臓の健康のための細胞・ミトコンドリアのサポート

失われた水分を補い、毎日の腎臓の健康をサポートしましょう。

水を多く飲んでいるからといって、十分に水分が保たれているとは限りません。
食欲、体重、排尿量、全体的な状態も観察してください。

こうした毎日の小さな確認が、猫の快適さと健康を支え、一緒に過ごせる良い日々につながることを願っています。

Alex Shin
薬剤師
Greycoat Research


[教育目的の免責事項]

本コンテンツは一般的な教育および情報提供のみを目的としています。
専門的な獣医学的助言、診断、治療に代わるものではなく、いかなる病気の診断、治療、治癒、予防を目的とするものでもありません。
猫の健康について、また食事、サプリメント、ケア内容を変更する前には、獣医師にご相談ください。